固定電話の回線が非常に減っているそうです。
25年ほど前に登場した携帯電話は、あっという間のその規模を広げ、今や電話の回線の中ではトップに躍り出ています。これまでの電話は、相手の自宅や、オフィスに掛けることは出来ましたが、相手に直接繋がるとは限りません。ほとんどの場合、家族や周りの人間がでることが多かったのです。それに比べて、携帯電話は個人がそれぞれ一台を所有しているため、掛けた相手が必ず出ます。これは非常に便利な事だと感じます。無駄な時間が省ける上に、誰がでるかと心配をする必要が無いからです。昔は、彼女の家に電話するのにも結構気を遣いました、相手のお母さんが出てこないかとか、下手をしてお父さんだったらどうしようかなんて考えながら電話をしたモノです。
ところが、最近の若者は、そんな気を遣うこと無く、相手に直接電話をします。電話を掛ければ相手が出てくるのが当たり前になっているのです。我が家に電話が付いたのは結構遅く、今から40年ほど前のことです。それまでは呼び出しという文字が学校の電話帳にも載っていました。今はプライバシーやセキュリティの関係からそんな電話帳もありませんが、科¥携帯の中には散っている電話帳があれば、全く問題ないと言える状態です。さらに、メールなどが出来るようになっただけで得なく、今では簡単にインターネットにも接続出来る様になりました。当然のことのように、それっだけ便利になったのですから、固定電話の回線が減っているという事は良く理解できます。
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